2008年06月01日

アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議−削除された決議案

アイヌ民族:「先住民族」初の国会決議、参院で採択(2006/06/06毎日)

 「アイヌ民族を先住民族とする国会決議」が「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」と名前を変えて参議院で採択された。当初の原案から自民党の異論に配慮して削除された部分をここに記しておこう。

「アイヌの人々が労働力として拘束、収奪されたため、その社会や文化の破壊が進み、また、いわゆる『同化政策』により伝統的な生活が制限、禁止されることで受けた打撃は大きく…」

 政府自民党にとって、アイヌ民族を「拘束、収奪」した歴史的事実は「なかった」ということか。

 この決議は名前の通り、参議院が政府に対して「アイヌ民族を先住民族とすることを求める」決議である。今後の政府自民党の対応が注目されるが、「有識者会議」を設置するということである。

 この「有識者会議」にアイヌ民族代表者が正式なメンバーとなるかがポイントだ。もし民族代表者が入らないのであれば、「有識者」の先生方は辞退すべきであろう。


■追記(2008/06/07)
 「有識者会議」メンバー選定の駆け引きが始まったようだ。

『アイヌ民族関連報道クリップ』より
アイヌ国会決議:懇談会参加めぐり、駆け引き(毎日新聞)

----------(引用ここから)----------
アイヌ国会決議:懇談会参加めぐり、駆け引き
 「今日は新生日本を迎える時が来たと感極まった」。アイヌ民族の先住民族認定を求める国会決議が採択された6日、国会内で記者会見した北海道ウタリ協会の加藤忠理事長(69)は歴史的な転換点を迎えた喜びをこう表現した。ただ、具体的な先住権の内容などを検討する政府の「有識者懇談会」設置へ向け、メンバーにアイヌ民族を入れるよう求めるアイヌ側と、オブザーバー参加にとどめたい政府側との駆け引きが早くも始まり、先行きには不透明感が漂っている。
----------(引用ここまで)----------


ラベル:アイヌ
posted by あめ男 at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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